甥っ子が会社でもらってきた
瀬戸内国際芸術祭の観賞パスポートで、先月29日、母親連れて直島へ。
感想書くべきか、どう書くべきかちょっと悩んだですが、一応。
何年かぶりに船に乗って、磯の香りを嗅いできました(笑)
港のかぼちゃオブジェ。

朝9時15分、高速艇に乗って高松発。
行きの自動車内で覗いた携帯の情報サイトでは、既に混雑中の報告が。
クソ暑い(失礼;)日々がようやく落ち着いたせいか、シルバーウィークの連休前後から
混み始めていて、船着場も長蛇の列。
高速艇も乗船30分前から整理券が配られました。
母親に船中から見える小さな島の名前を教わりながら、直島は宮ノ浦港へ到着。
町営バスに乗って、真っ先に道順から一番奥にある地中美術館を目指し。
途中からシャトルバスに乗り換え(多分福武○店(ベ○ッセ)所有の敷地内に入るためと思われ)て
山道を登ること10数分で、美術館のチケットセンター着。
途中、混雑状況を確認しておこうと携帯を取り出したらば圏外でした(爆)
同乗していたオジサマの携帯はチケットセンター前で通話できていたので、
孫銀行携帯は圏外だけど英雄携帯か何処も携帯なら繋がるのかな?;
バスを降りると列を作らされて、まるで新興宗教のような白装束の係員さんに注意事項
(という名のダメだし)説明を受けます(苦笑)
大きい荷物はここで預けてください(ハイハイ)
大きな声で喋っちゃダメです(ふんふん)
写真撮影ダメ、敷地内からの風景撮影もダメ(へぇぇぇぇ;)
作品に触っちゃダメ(あはぁ…て壁もダメなんかいな??)
スケッチもダメ(えええぇっ?)
…そしてその場で
3時間待ちの事実が判明(苦笑)
この時点で若干げんなりしつつ、さすがにその場で3時間は待ってられないので
整理券を確保して、先に本村の家プロジェクトを見てお昼にすることに。
どこまで廻れるか心配でしたが、地図で見て感じるより実際の町はずっとこじんまりとしてて
余裕で歩ける範囲でした(^^)
暑くもなく寒くもなく、ちょうどよい気候で先ほどの
何様美j…あいや地中美術館での
ヤな感じも払拭♪
元歯医者さんだった建物を改装したオブジェ。

入り口脇のミラーに全景が入るので、ここで記念写真撮るといいよ(^^)
と係のおじさまに教えていただきましたv
マクロビなメニューのお昼ゴハン。

そして改めて地中美術館へ。
チケットセンターから徒歩で数分、モネの睡蓮を模したような地中の庭を横目に上り坂をてくてく。
庭はこの夏の猛暑を思うと、非常に手入れが行き届いていて花盛りでしたが
……ハンパない坂道でした(汗)
私でも息が切れるほどでしたが、喜寿の母にはかなり辛かったのではと;
そして老人&障害者に優しくないのはエントランスだけではなかったです…
おされなコンクリート打ちっぱなしの建物内は順路表示も何もなく、どこをどう行ったらいいのやら;
母を気遣いながら必死で階段を上り下りしてて、その先でエレベーターを見つけたときとか…orz
せめて館内図くらいはどこかに大きく表示が欲しかったです><
美術館全体が一切作品説明なし。どうやら「Don't think. feel!」がコンセプトなのかな?
そして館内でも威圧感全開の白装束さんたち。
説明書きがない分、余計に口頭で説明しなきゃならん部分もあるんで仕方ないかとは思いますが…
下調べしておかなかったこちらも悪いのでしょうが…
いっくら美術品がスバラシくても館員のあんたらが偉いわけじゃないんだかんね?
勘違いしてんとちゃうか?あぁん?!?モネの5点の見せ方は面白かったです。自然光の入れ方とか、消しゴムみたいな大理石タイルの床材とか。
(やっぱり説明は一切なかったけど;…制作年代くらいは欲しいなぁ)
ジェームズ・タレルの不可思議青空間「オープン・フィールド」
(足を踏み入れたときと振り向いたときの非日常感!)
ウォルター・デ・マリアの「タイム/タイムレス/ノー・タイム」
(ものすご〜く手をたたいて反響を楽しんでみたい欲求にかられ…ましたが、母と少し会話していたらば
「静かにしてください(ー_ーメ) 」と注意されたのであきらめました><)
正直、展示は「え;たったこんだけ?」と思ってしまいます(爆)が
(自分内『美術館』の基準が大原美術館などの見終った頃には始めに何を見たのか忘れかけてる
これでもか!な収蔵量を誇る美術館なものでなー;)
きっと自分達が貧乏性で現代アートに造詣が深くないせいなのでしょうねきっと。
でも入館料がパスポートに含まれてたから気づかなかったけど、ココだけ見に行くと
入館料2000円は正直どうかと;
帰路、フェリーの時間までまだ十分余裕はあったものの、ベネッセミュージアム(への上り坂)に
立ち寄る気力はなかったです(爆)
テラスレストラン前で下車して、海沿いのオブジェたちを見ながら母と反省会(苦笑)
「地中美術館楽しみにしてたけど、2回は行かんでええわ=3」海辺の黄色かぼちゃv

フェリーから夕景を眺めながら高松港へ。
とりあえず
「身体になるべく負担をかけずムリしない」がコンセプトの日帰り旅でした。